演じ手の心得

たった3ヶ月。たった3ヶ月前に書いたエントリーを見ても吐き気がするほど気持ちが悪い。概ね始める前から分かっていたこと。フィクションとリアルの境界をぼかしながら徹底的に他人の目を意識して書いた文章が、それでもなお自分の顔を紅潮させるのは、己の未熟さを恥じてではなく、それをも利用しコントロールできる舞台を持った高揚感やら期待感からか。

あってもなくてもいい。書こうが書くまいが問題無い。失ってもまた新しいものを作ればいい。いやむしろ作らなくてもいい。リスクゼロの享楽。
そんなリスクゼロの舞台であれども、暇を潰しに、刺激を求めて、はたまた知る人の内面を垣間見たいストーカー心理からかは集う。あなたを笑わせることもあれば、不快にさせイライラさせることもあるだろう。何だこの幼稚な主張はと、顔を歪めることもあるだろう。観客の感情を揺さぶれない舞台に何の価値がある。日々の記録を他人に公開して何になる。他人のためにと存在する舞台のそのほとんどはカスだ。

なぜ、そんなに本音を隠してキーボードを叩くのか。
なぜこれほど自由な世界でそんなに他人に気を使うのか。
たかがインターネット。その存在がフィクションでありコメディみたいなもんだ。

これからも都合良く続けていこう。餌ならいくらでもばら撒いてやる。
いくら考えてみたところで舞台はやはり自分のためだけにある。その過程で他人のためになる言葉は生まれるはずだ。自分のためにあるものを、他人が求めているかも知れないなどと考えてはいけない。観客はあなたに興味など持っていない。
観客が興味を持つのはいつだって自分のことだけだ。そして私も同じ。

2008/2/25/(月) AM 01:59 posted by speak
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