映画館で見ず、今さらになって100円レンタルで借りたことで自分がいわゆる【信者】と言われる様な種類では無いのだろうなと改めて思います。もちろん世代が世代ですから、ご多分に漏れずデフォルトで好きなんですけどね。でもどこかで一歩引いて見ているのかなとは思いました。
先日クローバーフィールドを見た際、大日本人と似ていると聞いたのでその流れで見てみた訳ですが、予想していたよりも酷かったです。相当ハードル下げてたつもりなんですが、それを上回る駄作でした。
前半は早送りするかしないかのホント瀬戸際。手持ちでインタビュアー目線で撮ってる画、固定・俯瞰で撮ってる画、それぞれに規則性が無く(少なくとも私には見出せなかった)バラバラに織り交ぜてくるもんだから見ている側の視点も定まらない、世界に入り込めない。前述したクローバーフィールドは毛色は違えど、それらを徹底している。だから容易に世界に入り込める。もちろんそんな狙いでドキュメンタリー形式を取り入れたので無いのは分かるけれど、それでもあまりに浮いている。
私にとってこの映画は、逃げの姿勢の映画に見えた。既存の映画をブチ壊す様なポーズを決めて、色んなモノを放り込みごちゃ混ぜにして観客を煙に巻いただけだ。どこかで見た様なシーマンライクなモンスターのビジュアルも、情報を表に出さないプロモーションも何も目新しくはない。次は攻めの姿勢の彼の映画が見たい。
それでも星が2つなのは、言わずもがな彼の存在価値と笑い。
だけどそれらは彼自身によって巷に溢れ返っている。映画でなくてもね。
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